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この十数年で写真を巡る環境は大きく変化した。その変化を巻き起こしたのは、デジタルカメラ、スマートフォン、そしてSNSだ。写真がより手軽に、大量に撮られるようになる一方で、プリントされる写真の数は減少している。しかし、紙に印刷して手元に残しておけるプリントの“価値”は決して変わらない。キヤノンのフォトブック作成サービスは、そこに新たな光を当てようとしている。

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  • 2016.12.01

Episode.15 「フォトブック作成サービス」

本サービスは2021年12月15日をもって終了しました

いつまでも変わらない写真をプリントする価値

写真:飯岡奈美 キヤノンマーケティングジャパン(株)リテイルフォト企画部で「PHOTOPRESSO」を担当する飯岡奈美

デジタルカメラやスマートフォンが普及した今、写真の多くはデバイスの画面で見られ、インスタグラムやフェイスブックといったSNSで共有されている。かつてのように、写真をプリントして楽しむ機会は減っているのは事実だろう。では、写真をプリントして楽しむ文化はこのまま消えてしまうのか。

そんな悲観的な予測を覆す、興味深いデータがある。写真集やアルバムを作るフォトブック作成サービスが、堅調な伸びを見せているのだ。2015年の国内生産数は約620万冊。今後、さらに増加すると見込まれている。写真をプリントするという普遍的な価値に再び注目が集まりつつあるのだ。

サービスを提供する側も、可能性を感じている。キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)で、フォトブック作成サービスの「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」に携わる飯岡奈美がこんな話をした。

「お客さまからさまざまなお問い合わせやご意見をいただくのですが、しばしば、『フォトブックを作ってよかった』『大切な思い出を残すことができた』といった感謝の声をいただきます」

写真をプリントすることで得られる喜びは特別なものだと飯岡は言う。

「一度でもフォトブックを作成していただければ、いつまでも変わらない、写真をプリントすることの価値に気付いていただけると考えています」

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