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トップ > ITのチカラ [Vol.4] e文書対応ソリューション > P3
法改正により国税関係の書類をスキャンして保存するための要件が緩和されたことを受け、「e文書対応ソリューション」が注目を集めている。キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)グループが提供するソリューションについて、グループ各社の担当者が解説する。
今回のポイント
インタビュー
――今後の「e文書対応ソリューション」の展開について教えてください。
坂田
現在のコンサルティング内容は、税務署へ提出する必要がある申請書類の書き方など法律への対応が主眼になっています。しかし今後は、「e文書対応ソリューション」を活用した業務フローの改善により力を入れていきたいと考えています。
西尾
スマートフォンでの撮影によるデータ化については、例えば領収書などを受領した本人が撮影する場合、受領から3日以内にタイムスタンプを付与する必要があるなど業務フロー上のハードルもあり、現在はソリューションをご提供できていませんが、今後は対応を検討していく必要があると考えています。
杉橋
「Report Shelter」の「e文書オプション」のタイムスタンプ付与以外に、独自にセキュリティーをより強化するオプションもご用意しています。例えばマイナンバーに関するスキャンデータなどのように、セキュリティーを強固にする必要がある重要機密書類の保存・管理にも幅広く活用していただけるソリューションですので、そういったニーズにも応えていきたいですね。
「Report Shelter」の「e文書オプション」により、各種会計システムやERPと連携し、電子帳簿保存法に対応したデータの保存・管理が可能になる。スキャンしたデータに法律で求められるタイムスタンプが付与できるほか、大量のデータを高圧縮処理してコンパクトに管理可能。専門税理士によるサポートも受けられる。