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ITのチカラ Vol.06 AvantStage(アバントステージ)

基幹業務システムに対するニーズの変化に対応し、ERPに代わる選択肢としてキヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)が提供する、基幹業務トータルソリューション「AvantStage」。SIサービス事業本部の加藤 茂、前田貴純、中嶋 研がそのコンセプトや導入の効果などを解説する。

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  • 2017.06.01

[Vol.6] AvantStage(アバントステージ)

ポイント2「豊富なシステム構築経験と導入ノウハウにより業務システム間をシームレスに連係」「AvantStage」はニーズに合わせて部分導入も可能

――「AvantStage」の優位性やキヤノンITSならではの強みを教えてください。

加藤

「AvantStage」は、各業務分野で高い評価を頂いているパッケージを採用しています。さらに、お客さまはこれらを自社の課題に合わせて必要な時に必要なパッケージを組み合わせ統合的なシステムを構築できます。例えば、まず需要予測・需給計画をシステム化したいというニーズから「FOREMAST」を導入し、その後「mcframe」や「SuperStream-NX」などを導入し連係させていくことも可能です。

ERPと比較した場合、コストや人的リソースを抑えられるのは大きなメリットです。私たちのシステム構築の経験と導入ノウハウを生かし、システム間のシームレスな連係を実現できます。

中嶋

代表的なERP製品では需要予測・需給計画や生産スケジューラの領域はカバーできていませんが、その部分を「FOREMAST」や「ASPROVA」が担えることも「AvantStage」の魅力の一つです。

中でも「FOREMAST」はお客さまからの注目度が高く、特に食品製造業のお客さまのニーズが大きいと考えています。精度の高い計画を作成するだけでなく「予測が外れても使える需要予測システム」という「FOREMAST」のコンセプトが、そのまま「AvantStage」の強みになっています。

前田

基幹業務システム構築の支援に当たり、私たちは“現実的な”ソリューションの提供を重視しています。お客さまの課題解決にとって最適かつ現実的で使いやすいシステムの構成や導入方法を適切にアドバイスできることが、キヤノンITSの強みです。

お客さまとの会話を大切に、他社の事例などの情報も提供しながら進めていく姿勢は、既存のお客さまからもご支持いただいています。

――「AvantStage」を構成する個別パッケージ、特に「FOREMAST」「mcframe」について、改めて特長を教えてください。

中嶋

「FOREMAST」は私たちが長年にわたり培ってきた数理技術を活用し、需要予測を行います。とはいえ、予測は時に外れます。そこで重視しているのは「需要予測の外れに備えて、いかに在庫レベルをコントロールし、欠品なく在庫削減を実現するか」という点です。需給マネジメントに必要な機能を厳選し、お客さまからのニーズの多いカスタマイズについてはパラメータ設定で柔軟に対応できるのも特長です。安価なパッケージにはない高度な機能と使い勝手を兼ね備えながら、ERPに付随する高額なモジュールよりずっと安価に導入できるバランスの良さが評価されています。

「mcframe」は国内製造業のノウハウが詰まった純国産のシステムであることが特長で、化学系、食品系メーカーの製造実行系システムの改善において高く評価されています。また、市場の変化による将来の業績シミュレーションが可能で、経営者向けの情報提供という点でも活用が期待されている製品です。

基幹業務トータルソリューション「AvantStage」

画像:基幹業務トータルソリューション「AvantStage」

需要予測・需給計画システム「FOREMAST」(キヤノンITS)、生産管理・原価管理・販売物流システム「mcframe」(東洋ビジネスエンジニアリング)、生産スケジューラシステム「ASPROVA」(アスプローバ)、会計・人事給与システム「SuperStream-NX」(スーパーストリーム)、ワークフローシステム構築ツール「Web Plant」(キヤノンITS)が相互に連係する。

基幹業務トータルソリューション「AvantStage」

基幹業務トータルソリューション「AvantStage」

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