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ITのチカラ Vol.06 AvantStage(アバントステージ)

基幹業務システムに対するニーズの変化に対応し、ERPに代わる選択肢としてキヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)が提供する、基幹業務トータルソリューション「AvantStage」。SIサービス事業本部の加藤 茂、前田貴純、中嶋 研がそのコンセプトや導入の効果などを解説する。

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  • 2017.06.01

[Vol.6] AvantStage(アバントステージ)

ポイント3「現場が使いやすく、低コストで柔軟なシステム構築が可能」業務に合わせたパッケージの導入で業務の流れが明確に

――「AvantStage」の具体的な導入事例を教えてください。

中嶋

住宅設備関連メーカーさまの事例では、「FOREMAST」と「mcframe」を導入し、需要予測と生産計画、販売物流拠点への製品の補充を連係されています。また、ある医薬品関連メーカーさまでは、長年にわたるシステムの導入・改善を重ねるうちにシステムが複雑化しており、業務を整理したいというニーズからまず「mcframe」を導入されました。さらに生産計画の作成が属人的な業務になってしまっているという課題を解決するため、「ASPROVA」も併せて導入し、二つのシステムを連係させています。

前田

前述の医薬品関連メーカーさまのように、現状のシステムの状況が把握しにくくなっているケースは少なくありません。中には20年近く“塩漬け”になっている場合もあります。このような場合も、業務フローを整理しながら、それに合わせてBest of Breed型で個々のパッケージを導入していけば、業務の“見える化”を図ることが可能です。実際に導入いただいたお客さまからは、「業務の流れが明確になった」「業務を見直すきっかけになった」といったお声を頂いています。これも、システムの途中でどのような処理が行われているか見えにくいERPとは、大きく違う点の一つです。

中嶋

業務フローが整理され責任範囲が明確になると、各担当者がレベルアップしたり業務改善を考える風土が生まれたりすることも珍しくありません。そういった副次的な効果を評価する声もお客さまから頂いています。

――「AvantStage」の将来的な展望をどう考えていますか。

中嶋

当面は、引き続き製造業のお客さまへのアプローチに力を入れていきます。いずれは販売管理の機能をシステムの中心にして、「FOREMAST」などと連係する流通サービス業向けのソリューションに注力することも検討していきたいと考えています。

基幹業務トータルソリューション「AvantStage」

基幹業務トータルソリューション「AvantStage」

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