大判プリンターかんたんポスターづくりプリンターを選ぶ
通常より遥かに大きく印刷できる大判プリンターだからこそ、最適な機種を選ぶために知っておきたいポイントがあります。ここでは、インクの種類や色数、サイズなど、大判プリンター選びのポイントを紹介します。
キヤノンの大判インクジェットプリンターには、LUCIA PROインクとLUCIA TDインクがあります。
用途や目的に合わせて、最適なモデルを選んで頂くことが出来ます。
LUCIA PROインクでは、色材をマイクロカプセル化することにより色材が高密度化され、より広い色域を達成、光沢紙による光沢性・写像性が向上しています。LUCIA TDインクでは、表面張力の高いマットブラックの採用により、低価格なプロッター用紙での高品位な細線・文字再現と、普通紙での色鮮やかな発色性を実現しています。
さらにGPシリーズでは、水性蛍光顔料インクを搭載。蛍光ピンクインクをねりこむことにより、鮮やかで明るく、やわらかい発色が可能になりました。
用紙サイズによって選択するモデルが決定します。交通広告で良く使用されるB0/B1サイズからA2サイズまで、幅広いサイズに対応するのもキヤノンの大判インクジェットプリンターの特長です。
カット紙
A列、B列の用紙は、あらかじめ既定のサイズにカットされています。裁断の手間をかけることなく、規定サイズのフレームやスタンドにセットすることができます。紙のサイズは大きく、A列、B列の2つの系統がよく利用されています。サイズ表すには、「A4」「B5」のように、アルファベットと数字の組み合わせで表記されます。A、Bは用紙の縦横比、数字は大きさを表します。A0を半分にするとA1、A1をさらに半分にするとA2と、数字が大きくなるほど、紙のサイズは小さくなります。
A列
A列は世界規格の用紙サイズです。A2は新聞の1面、A1は新聞見開き、A4はビジネス資料として用いられています。ポスターであれば、A1かA2が標準的です。
B列
A列より一回り大きな用紙サイズで、日本の国内で多く利用されています。B0、B1、B2は駅貼のポスター、B3(横置き)は車内吊りでよく用いられています。ポスターなら、B1かB2が標準的です。
ロール紙
ロール紙は、巻き物のように筒に巻かれた長い用紙です。必要な長さに切って使用しますので、横断幕や垂れ幕などの長いバナーに利用できます。またA列、B列の用紙としても使用できます。
紙の長さは自由に裁断できるので、横幅のサイズで選びます。1ロールあたりの長さは用紙により12m~60mとなっています。通常の用紙(光沢紙、コート紙、普通紙など)のほか、フィルム、クロス、ポンジなどさまざまな素材が用意されています。