大判プリンターかんたんポスターづくり導入事例を見る
株式会社ジェイアール東海ホテルズは、アソシアホテルズ&リゾーツのチェーンホテルの中で、現在名古屋マリオットアソシアホテルを基幹ホテルとして、ホテルアソシア高山リゾート、ホテルアソシア豊橋を運営しており、平成20年4月に、新横浜で新たにホテルアソシア新横浜が開業予定である。名古屋駅のシンボルであるJRセントラルタワーズの一角が名古屋マリオットアソシアホテルであり、同社本社の所在地でもある。その本社企画販売部で、平成19年11月からimagePROGRAFが活用されている。導入および運用を担当されている横井氏に話を伺った。
- ◆コスト削減
- ビジネスコンビニの利用より便利で低コスト
- ◆活用シーンの広がり
- ホテル従業員の啓蒙用掲示物やイベントツールへと広がっている
- ◆業務の効率化
- 部門担当者とイメージを確認しながらリアルタイムで作成
ポスターの掲示スペースには高級シティーホテルのインテリアに合う専用ラックが設置されている。
同社の宴会サービス部門では、従来から横断幕などの製作に一部、大判プリンターを使用していたが文字出力がメインでの使用であったため、黒インクの使用であった。今回、ポスター製作を主な用途としてimagePROGRAFが導入された。導入を検討するきっかけについて、販促物の製作を担当している横井氏に聞いてみた。
「当ホテルオープン当初から、すべて大手広告代理店に依頼していました。ポスターの製作費は、1枚当たり約5万円かかり、名古屋マリオットアソシアホテルだけでも月に10枚は製作していたので、毎月50万円の経費が必要でした。しかし、最近、一部の販促物からデータを内製し、そのデータをグループホテルへ送信するという業務の流れになりつつあります。そして、データの出力は近隣のビジネスコンビニを利用していましたが、PCを借りて自分で出力しようとするとデータの不備に気づくなど意外に不便な状態でした。その対策を考えていた時に、imagePROGRAFが発売されたことをしり、B0サイズ1枚の出力コストにまず驚きましたね。コストを比較してみると導入後2ヶ月で元が取れる計算になりました。」(横井氏)
製作は他部門と同じ本社事務所で行われているので、要望を聞いたり、確認を取ったりしやすい。
同社には、イラストレーターやフォトショップの操作が出来る社員が少なく、出力は内製化しても、外注製作コストが必要になるのではないかという課題があった。そこでキヤノン営業担当者から、キヤノンのiPFシリーズには製作支援ソフトの「PosterArtist」があると提案。検討段階で評価・検証した横井氏は話す。
「実際に出力したポスターを館内に掲示して他の社員に見せたところ、とてもきれいだと評判が良かったです。それと、PosterArtistがあれば、イラストレーターなどが使えない社員も、簡単にワープロ感覚でポスターが作れました。機材の貸し出しで練習が出来たので、初めての機器導入による不安は拭えたと思います。私もPosterArtistを使ってみたのですが、iPFシリーズの専用ソフトというだけあって、印刷設定がとても楽にできました。イラストレーターで製作したものもPosterArtistで出力したりしています。導入に際しては、単純価格比較を優先する購買部門に依頼するのではなく実際の活用のメリットを考え、企画販売部門で検討し決定しました。」(横井氏)