大判プリンターかんたんポスターづくり導入事例を見る
株式会社細見互福グループは創業86年を迎える呉服小売業である。兵庫県内に3店舗ある店舗内では着付け教室を開催するなど、イベントを企画・開催し販売するだけではなく、お客さまが着物と末永く付き合えるようなサービスを目指している。 販売も含めたすべてのサービスの中でのimagePROGRAF運用の実際と利用効果などについて話を伺った。
- ◆販促効果
- お客さまに「伝わる告知」をすることで、イベントの参加人数や集客の増加を実現
- ◆コスト削減
- プロモーションツールとしてのポスターを必要なときに必要な枚数だけ迅速かつ低コストで製作可能に
- ◆従業員の意欲の向上
- 店頭の従業員もイベントの説明やお勧めをしやすくなった
同社の営業する3店舗のうち2店舗は、ショッピングモール内に出店している。各店では月に1~2回、着物作家の展示会など、イベントを開催している。イベント開催時は、垂れ幕を店舗の外からでも見えるように掲示する。
「店舗の外に向けて掲示することで、他の用事で来店したお客さまにもイベントが店舗内で開催されていることをPRできます」(木戸氏)
その垂れ幕の長さは、殆どが150cmと決まっている。
「150cmというのは、検証の結果決まった長さです。店舗の面積の問題もありますが、商品より目立ち過ぎず、お客さまへのインパクトも強いサイズを試行錯誤した結果、この長さになりました」(木戸氏)
店舗内には各コーナーの頭上に、垂れ幕作成を応用した吊り看板がある。
「どこに何があるか一目で分かるようにする案内看板も、従来は継ぎ足した物で対応していました。しかし、それでは見た目も悪く手間もかかりました。imagePROGRAF導入後は、出力してスチレンボードにのりで貼るだけですから、楽にそして見た目もきれいな看板作りができるようになりました」(木戸氏)
同社は大判プリンターを活用し、売上アップを目標としているが、それだけが目標のすべてではないという。
「着物離れの著しい昨今ですが、着物を販売したらそれで終わりというのではなく、お客さまと着物との楽しい思い出作りのお手伝いが出来たら、という考えでイベントを企画しています。ですから、イベントの告知ポスターも楽しい雰囲気が伝わる物を作ることを目指しています。やはり見た目の印象は、そのイベントに対するお客さまの興味や関心に深く関係すると思います」(木戸氏)
イメージを伝えるには説得力のある画質も必要である。
「画質がいいので、カラフルなポスターや垂れ幕製作が可能になりました。使用している用紙はコスト面から再生上質紙ですが、インクの発色が良いのでとても満足しています。また、写真用紙への写真の出力もきれいに出来たので、早速お客さまの了解を得て、前回のイベントの写真をお客さまにお渡しする分と、ポスターとして店頭に掲示する分の合計約30枚を出力しました」(木戸氏)