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大阪産業大学 工学部電子情報通信工学科 博士(工学)准教授 矢来篤史さん「目を引くわかりやすいポスターには人だかりが」

各個人が得意なソフトを使用して出力できる快適な製作環境

同学科の校舎は5階建てで、すべての研究室・実験室のパソコンはネットワークでつながっている。

「学会のシーズンになると泊り込みで準備をする先生もいます。ですから、それぞれが自由に使用できるようにということで、大判プリンターの電源は基本的には一日中入っています。レイアウトや内容の入力が完成すると、研究室や実験室のパソコンからデータを送り、出力した製作物を各自で取りに行くという形式です」(矢来氏)

使用ソフトもまた、自由に利用できる環境にしているという。

「先生方の研究もそれぞれなので、使用するソフトも人それぞれです。使用するソフトは学科内で統一していません。私はPageMakerを主に使用していますが、誰でも簡単に使いこなせるimagePROGRAF用のポスターかんたん作成ソフトのPosterArtistを使っている先生もいます。Illustratorの出力については、現在はPDFに変換して行っています」(矢来氏)

学会用ポスターの役割とimagePROGRAFが果たす大きな役割

主な用途である学会用のポスターは、日々の研究活動の中でも重要な位置付けにあると矢来氏は話す。

「私の参加している学会は、会場が大学で期間は4日間、発表件数は約2000件という規模のものが殆どです。その中で一人に与えられる口頭発表の時間は10分~15分程度です。聴衆に向かって一方的に話し続けた後、2~3の質問で時間切れです。それでは何の反応も得られませんので、別の日にポスター発表もするのです。私の参加している学会では、発表1件あたりのポスタースペースはA0版1枚程度で、そこにA4版を複数貼るより、A0 版を1枚貼る方がインパクトが大きいのです。そのポスターを見て意見をくれる人や、質問を投げかけてくれる人たちに、口頭発表で伝えきれなかった研究成果や、細かい内容の話をします。その時間はだいたい1~2時間ですね」

見栄えの良い、分かりやすいポスターには人だかりができるという。

「折角の発表ですから、出来る限りたくさんのご意見を頂きたいです。そのためには見栄えが良く、分かりやすいポスター製作をいつも目指しています。しかし、我々はデザインが専門ではない上に、デザインばかりに時間をかけられない。そこで、PosterArtistがすごく役に立ちます。今後は理数系の素材をもっと増やして欲しいですね」(矢来氏)

充実した機能に今後の活用アイディアも膨らむ

これからが需要のピークだと話していた矢来氏に、具体的な活用アイデアを聞いてみた。

「今年のオープンキャンパスでは、横断幕の出力に挑戦してみようと計画中です。校舎の玄関に横断幕で学科の所在を示せば、見学者も迷うことなくスムーズに見学に来ることが出来ると思います。あとは、今年の後期からCAD図面の授業が新設されるので、その授業でも使うことになりますよ。CADを用いた、作図から出力までの一連の作業を経験してもらうという授業内容です。そこで重要になるのは出力スピードです。CAD図面が授業時間内に出力できないと授業になりません。しかし、この大判プリンターの出力スピードであれば、その授業にも対応できるだろうと安心しています」(矢来氏)

CUSTOMER PROFILE

工学部・電子情報通信工学科では電気電子の研究を通じて、現代社会のニーズに対応できる技術者を育てる教育に取り組んでいる。

  • 正式名称 : 学校法人大阪産業大学
  • 大学設置 : 1965年
  • 創立:1928年
  • 本部所在地 : 大阪府大東市
  • URL : http://www.osaka-sandai.ac.jp/(大阪産業大学のサイトへ)

公開:2007年8月

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