大判プリンターかんたんポスターづくり導入事例を見る
株式会社和歌山近鉄百貨店は、近畿日本鉄道株式会社を母体とした、株式会社近鉄百貨店を中心とする近鉄流通グループの一員である。本店に隣接する近鉄会館(和歌山市)に本部がある。本部ではimagePROGRAFを導入し、すべての店舗の販促物を作成している。展示会や物産展、婦人服セールなど、幅広いイベントが行われる中での大判プリンターの活用方法を伺った。
- ◆製作レベルの向上
- 高画質・高機能で製作物の幅が広がった
- ◆コスト削減
- 導入後は外注が減り、大幅なコスト削減を実現
- ◆サービスの充実
- 効率化できたことにより、イベント内容を充実させている
同社では昨年秋頃、社内のパソコンを一斉に買い替えた。その際、従来機のA1サイズ対応のインクジェットプリンターが最新のパソコンに対応できなかったため大判プリンターの導入を検討。価格と性能のバランスが決め手となりimagePROGRAF の2機種の導入を決定。販売推進課主任の辻本氏は、機種ごとに使い分ける理由があるという。
「サイズによる使用頻度の違いが最大の理由です。弊社では、A1ポスターよりもB3ポスターの方が圧倒的に多いので、忙しい時にはB3以下のサイズの販促物を、1日中A2ノビ対応機で出力し続けるという状態になります。その際、A1ポスターや吊り看板に使用する長尺物はA1ノビ対応機で印刷する、という風に使い分けています。イベントは先ず、告知ポスターがないと始まりません。業務は他にもありますし、ポスター製作などは最小限の時間で仕上げたいので、この2台は使い分けることでその役割を充分に果たしていると思います」(辻本氏)
A2ノビ対応機でB3ポスターなどの販促物を大量に出力している一方、A1ノビ対応機ではA1サイズのポスターの出力が1ヶ月あたり20~30枚程度だという。
「確かにA1ノビ対応機の出力枚数は少ないですよね。例えば各店舗すべてで同時にイベントを開催したとしても、1回のイベントに必要なA1ポスターは2、3枚あれば充分なので、5~15枚です。ただ、イベントポスターは週替わりなので内容は毎週変化します。多品種小ロットなので、外注に出せばコストや納期の問題が発生しますし、A1よりも小さいサイズで出力して貼り合わせるのは、見た目の印象が悪い。そういった数々の問題点がimagePROGRAF 2台の導入により解決しています」(辻本氏)