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トップ > Cのキセキ Episode.19 「PIXUS XKシリーズ」 > P8
毎年、各社から家庭用インクジェットプリンターの新製品が発表されるのは、年賀状印刷のニーズが高まる秋のことだ。家電店の店頭に各社の新製品が並ぶおなじみの風景。しかしその背後からは業界の未来を左右しかねない、変革の足音が聞こえてくる。キヤノンが「プレミアムシリーズ」として新たに発売した「PIXUS XK70」を通してその今を見ていく。
「PIXUS XK70」のリリースと併せて、キヤノンは「PIXUSプリント枚ル サービス」を開始した。これはプリントしたり、新品のインクを装着したりするごとに、ポイントを付与するサービス。貯まった「枚ル」は、キヤノンオンラインショップでのインクカートリッジやプリント用紙の買い物に利用できるほか、商品券などに交換できる。これもまた、日常の中でプリンターを利用して、プリントの楽しさを感じてほしいというマーケティング的な施策の一つだ。
ここまで徹底した取り組みの背景には、キヤノンという企業がビジネスを超えて脈々と受け継いでいる「写真への思い」があるように思えてならない。
「写真をプリントする楽しさを知ってほしい」
これは今回インタビューした「PIXUS XK70」に携わった4人全員が口にした言葉だ。写真をプリントすることの価値を伝えていく。これは彼らの、そしてカメラとプリンターの両方を手掛けるキヤノンとしての使命なのだ。
ポイントが貯まるサービスで「日常にプリント」を
「PIXUS XK70」では、プリンターを利用するごとに、キヤノンオンラインショップのクーポンや商品券との交換ができる「枚ル」が貯まる「PIXUSプリント枚ル サービス」が利用できる。「PIXUS XK70」では「大容量インクタンク」を採用するなどプリントのコストダウンを実現しているが、このサービスも同じく"オトク"にプリンターを利用してほしいという思いからスタートしたサービスだ。