2020年12月28日
料理ってとても身近で、スマートフォンなどでも撮影する機会が多いですよね。
だからこそ、みんなとは違うワンランク上の写真にしたいと思いませんか?
料理の写真はちょっとしたコツで、グンとよくなります。いつも食べている朝ごはんをオシャレで美味しそうに撮れたら、毎日がもっと楽しくなるかもしれません。
朝ごはんに限らず料理の写真を撮るときは、被写体の斜め後ろから横に光が来るようにしてみましょう。手前に影がくることで、目の前にあるような臨場感が表現できます。
お部屋の照明のように真上からの光は、上から撮る際に自分の影が入ってしまったり立体感が出にくいため、あまりおすすめできません。真上に照明が来ないよう、被写体の位置を調整しましょう。
△真上から照明が当たっている
◎被写体の斜め後ろ〜横から光が当たっている
美味しそうに見せるためには色味も大事です。基本的には少し暖色のほうが美味しそうに見えますが、赤すぎると料理本来の色がわからなくなってしまいます。私はいつもお皿の色がそのまま出ているくらいの色温度からその色温度+100~200Kくらいを意識しています。
一番簡単なのは上から撮る日の丸構図です。撮りたいものを写真の真ん中に持ってくる構図です。絞りをあまり気にせずに撮ることができるので、初心者の人でもすぐにできておすすめです。
日の丸構図はしっかりと真ん中に料理がくることがポイント。周囲の余白を広く撮っておけば、後からトリミングもしやすくなります。
また、三分割構図もおすすめ。画面を三分割し、交わる点に被写体や背景の線を配置させる構図です。ボケ感を活用してメイン料理を際立たせることができます。
ちょっと変化をつけたい時は、思い切りクローズアップして料理をフレームから切ったり斜めにして動きを出してみましょう。同じ料理でもいつもと違った雰囲気の写真になります。
左側を大胆にカットすることでボリューミーな印象に。
あえて斜めに撮り、パンの切れ目やランチョンマットのストライプに動きや遊び心を。
ただし注意点もあります。基本構図からズレた中途半端な構図にしてしまうと「適当に撮って料理が切れちゃった」という写真になってしまいます。大胆に写真を切るときも、構図は意識して撮影するようにしてみてください。
ワンプレートの場合は、なるべく「主食・主菜・副菜」が乗っている方が美しく見えます。なかなかおしゃれに決まらない、というときには、パンの向きを変えてみたり、小皿を置いてみたりするのがおすすめです。
乗っている具材がわかるようにアップで撮影してみましょう。 トーストの場合、あまり高さが出ないので横から撮るよりも斜め上や真上から撮る方がおすすめです。
断面が見えるように撮ると可愛い写真になります。並べて重ねるのもボリューム感がアップするのでおすすめです。
基本的には三分割構図で主菜にフォーカスすると和食感がグッとアップします。主役の後ろに、副菜などの小皿を入れることで華やかになります。
パスタやサラダなど、お皿のフチに少し高さのあるものは、斜め上〜横から撮ってボリューム感を出すとおしゃれになります。具材がよく見えるところを正面にして撮ってみましょう。
いかがでしたか?色々お話しましたが、一番大事なのは「美味しいな」という気持ちです。撮影した後も温かくて美味しいご飯を食べられるのが理想です。
毎日の朝ごはんがもっと楽しくなるきっかけになれたら幸いです。
画素数が3000万を超える数少ないモデルで、きめ細かい描写が可能です。さらに、独自の映像エンジンDIGIC 8で、CMOSセンサーが受け止めた光の情報を、美しい画像へと仕上げてくれます。
画面タッチでピントを合わせ、そのまま撮影。
初心者でも、急に訪れる撮りたい瞬間を確実に捉えます。
豊富なダイヤルを搭載しつつ、指先で画面をタッチするだけでもほとんどの機能の設定や変更が可能。はじめての人でもかんたんに操作ができます。それでいて高いカスタマイズ性や飽きの来ないスタイリッシュなデザインを併せ持ち、撮るたびに撮影意欲を駆り立てます。