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トップ > Cのキセキ Episode.12 「imagePROGRAF PRO-1000」 > P1
キヤノンが満を持してリリースした「A2」サイズに対応したインクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-1000」。
「PIXUS PRO LINE」と「imagePROGRAF」という、キヤノンが誇る二つのブランドの総力を結集した新しいモデルだ。
ライバルの牙城を切り崩すために、そこには多くの技術と、さまざまな思いが込められている。
キヤノンが販売しているインクジェットプリンターには、いくつものブランドがある。
それが、家庭用インクジェットプリンターの「PIXUS」において、“写真作品専用設計”による卓越した画質でプロフォトグラファーなどの厳しい要求に応えている「PIXUS PRO LINE」、ビジネス向けインクジェットプリンターの「MAXIFY」、ロール紙に対応した大判インクジェットプリンターの「imagePROGRAF」だ。
そんなインクジェットプリンターのラインアップに新たに加わったのが、「imagePROGRAF PRO-1000」だ。その名に冠された「imagePROGRAF」と「PRO」からも分かる通り、A2という“大判”で、「PIXUS PRO LINE」から受け継ぐ“高画質”でのプリントを実現した。
では、なぜA2なのか。
「imagePROGRAF PRO-1000」の商品企画を担当したキヤノン(株)の森川靖大は、その背景をこう説明する。
「A3より大きいA2サイズで、高精細にプリントされた写真の展示をしたいという声が、多くのフォトグラファーの中にありました。デジタルカメラの高画素化が進む中で、大きなサイズでのプリントのハードルが低くなってきていることも、理由の一つでしょう」
一方で、「imagePROGRAF」が担う大判インクジェットプリンターの市場にも、変化があるという。
「デザイン事務所や建築設計事務所などで、出力見本やCAD図面などの印刷に使われるこの分野では、高画質はもちろんのこと、印刷速度や信頼性といった業務用ならではの高い“生産性”も求められます。そうした大判インクジェットプリンターの市場で、大判は必要だけれどA3やA4などのより小さなサイズのカット紙でも出力したいなど、より高い汎用性を求める声が高まっているのです」
“より大きく”と“より小さく”。
二つの市場の接点に、キヤノンが持つそれぞれの技術とノウハウを生かし、どちらのユーザーにも満足してもらえるモデルを提供する。それが「imagePROGRAF PRO-1000」が担う役目だという。
ポスター出力や写真プリント、プルーフ、CAD出力まで、用途に合わせた機種が選べるキヤノンの大判インクジェットプリンター。顔料インクで精緻な色彩表現を実現した12色モデル、高画質とハイスピードを両立させた8色モデル、ポスターなどの各種販促ツールに適した6色モデル、設計図面やビジネス文書など多彩な用途に応える5色モデル、スキャナー一体型MFPモデルのラインアップに、「imagePROGRAF PRO-1000」が加わった。「PIXUS PRO LINE」の高い画質と、「imagePROGRAF」の高い生産性・安定性を兼ね備えた、A2サイズ対応のモデルとなっている。