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トップ > Cのキセキ Episode.12 「imagePROGRAF PRO-1000」 > P6
キヤノンが満を持してリリースした「A2」サイズに対応したインクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-1000」。
「PIXUS PRO LINE」と「imagePROGRAF」という、キヤノンが誇る二つのブランドの総力を結集した新しいモデルだ。
ライバルの牙城を切り崩すために、そこには多くの技術と、さまざまな思いが込められている。
『imagePROGRAF PRO-1000』では、デジタル一眼レフカメラ「EOS」との連携にも力が入れられている。例えば、詳細な印刷設定を行うためのツール「Print Studio Pro」は、「EOS」のRAW画像の閲覧、編集、現像を行う「Digital Photo Professional」とシームレスな連携が可能だ。ソフトウエアの開発を担当した新徳 裕によれば、「撮影からスムーズにプリントまで持っていける」点に力を入れているのだという。
「新機能である『コントラストリプロダクション』は、印刷時に起きる写真の鮮明さの低下を抑えるための機能です。『EOS』ユーザーの方であれば、撮影データに発生する光学的なズレを、レンズごとに最適な形で補正する『デジタルレンズオプティマイザ』を活用されていると思います。『コントラストリプロダクション』も考え方は似ていて、プリンターの特性を踏まえ、用紙ごとに最適な画像の補正を行うのです。カメラとプリンターという、画像の入力から出力までを同じメーカーが提供していることのメリットを、ここでも感じていただけるはずです」
こうした「EOS」との連携の証として、「imagePROGRAF PRO-1000」には、キヤノンが持つ光学技術の粋を集めた高級レンズシリーズである「Lレンズ」の鏡筒に付けられている「レッドライン」が入っている。最高の画質と高い生産性。その命題に答えたからこそ許された印だ。