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トップ > Cのキセキ Episode.20 「キヤノンマーケティングジャパングループ」 > P5
グローバル企業として世界で幅広い事業を展開しているキヤノングループ。その一員として、日本国内を中心にマーケティング活動やソリューション提案を担ってきたキヤノンマーケティングジャパングループが、創立50年の節目を迎えた。マーケティングの進化と共にその姿を変えてきた50年の足跡を振り返ってみたい。
21世紀を迎えると、ビジネスの主戦場はハードウエアの提供から「ソリューション」の提供へと移行する。キヤノン販売も時代の声に応えるため、率先して顧客の課題解決を提案する「ソリューションプロデューサー」への変革を打ち出し、変化の道を歩んでいく。
その変化は、グループ連結経営体制や、幅広いITソリューションを提案する新会社「キヤノンITソリューションズ(株)」の設立、さらにキヤノン販売での社内カンパニー制の導入などに見て取れる。この社内カンパニー制導入の本質は、市場ニーズに応えるため、これまでの単品販売志向から、製品横断的なソリューションの提供を進めることにあったといえる。
そして2006年、キヤノン販売は「キヤノンマーケティングジャパン(株)」に社名を変更する。社名から「販売」の文字を外したことには、卸売業から情報サービス企業への脱皮を内外に大きく示し、「ソリューションプロデューサー」への変革を加速させたいという思いが込められていた。
00年代後半はリーマン・ショックに端を発する不況など、苦しい時代であったが、キヤノンMJはその度に組織を変革し、自らの姿をその時代の顧客の要望とフィットさせていくことになる。
2000-2009
2000
5月カードサイズのコンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL」を発売
7月キヤノンコピア販売(株)がキヤノンシステムアンドサポート(株)に社名変更
11月「Canon EXPO 2000」東京展を開催
2001
12月プロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D」を発売
2002
10月インクジェットプリンターのブランド名を一新した「PIXUS 950i」などを発売
11月カラー複合機「Color imageRUNNER iR C3200/C3200N」を発売
2003
1月(株)住友金属システムソリューションズを子会社化し、キヤノンシステムソリューションズ(株)に社名変更
4月東京・港区港南に新本社ビル「キヤノン S タワー」が竣工
9月高画質・小型軽量・簡単操作の普及型デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」を発売
2006
4月キヤノンマーケティングジャパン(株)に社名変更
2007
4月「imagePRESS C7000VP」を発売
デジタル商業印刷市場に本格参入
2008
4月キヤノンシステムソリューションズと(株)アルゴ21が合併し、キヤノンITソリューションズ(株)に社名変更
2009
9月ITとの連携を強化した次世代オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズを発売
12月中小オフィス向けIT支援サービス「HOME」を提供開始