地域活性化が目的だからこそできる
特別なおいしさ

「ピッツェリア・ダ・グランツァ」は、日本一のナポリピッツァ職人を決めるコンテストでの優勝者が２人も所属する知る人ぞ知る店だが、実際に冷凍ピッツァを作る工場にオーナーシェフが通い、技術指導をすることでこの生地が実現しているという。もちろん、トッピングも手で作業。実際の焼き上がりも、まるでお店で出てくるピッツァのようだ。
生地は冷凍することで特性が微妙に変化することから、粉選びから各種配合比、水分などの調整を行い、家庭用オーブンで焼いたときにベストな味となるよう調整しているとのこと。

「SALUS ONLINE MARKET」としては、ピッツァだけではなく沿線グルメをピックアップし、通販で楽しんでもらい、実際に足を運んでもらうことで、さらに地域を活性化させるという循環を期待しているという。一度食べれば「お店に行きたい」あるいは「この地域に住みたい」という気持ちが芽生えるのでは？　と思えるほど、素晴らしいこだわりの逸品だった。

昨年のローンチ時は、二子玉川のクラフトビール「ふたこビール」と用賀のコーヒー専門店「ウッドベリーコーヒーロースターズ」コラボのオリジナルコーヒービールなど50店舗が並んだ。さらにその後も「おいしい」の開拓は続き、現在も期間限定スイーツなどを定期的に開発・提供し続けている。

多くは東急沿線地域（具体的には東急ベルの配送地域）限定だが、上記のピッツァは生産体制の確立から全国配送ルート（ただし配送料が一律900円【税別】かかる）での提供も始まった。
マルゲリータとカルボナーラの２種類。いずれもおいしいが、個人的にはカルボナーラに卵の黄身を落としていただくのがおすすめだ。